筋電図・誘発電位検査装置(ニコレーEDX)
手足のしびれ、力が入りづらい等の原因を検査する医療機器です。
対象検査項目
神経伝導検査、自律神経検査、筋電図検査、体性感覚誘発電位検査、聴性誘発電位検査、視覚誘発電位検査、事象関連電位検査 等
使用目的、効能又は効果
自発的、意図的又は刺激によって誘発される生体電位を導出及び分解し、それらの情報を提供する
ALSの早期発見のために
ALS(筋萎縮性側索硬化症:きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)は早期では他の病気と区別がつきにくい病気で、日本では特定疾患に認定された指定難病です。
診断には筋電図検査や脊髄MRI検査などを行いますが、通常の筋電図検査では見落とされがちです。
神経・筋電図検査装置(ニコレーEDX)によるMUNIX検査により早期の兆候を捉えることが可能です。
1.5テスラ MRI装置(東芝社製 Vantage Titan)
当院でこれまで稼動していたMRI装置に比べて、より短い時間で高精細な画像を全身の様々な部位で撮ることができます。
特長
他の同等機種に比べて、検査音が静かです。
検査音の発生源を真空封入するという独自の構造を採用し、検査音の大きさを聴感で約1/10までカットしました。 小さいお子さまや、ご高齢の方でも安心して検査を受けていただけます。
広い開口径と短い奥行きによる、開放的な検査空間です。
71cmの広い開口径と約1.5mの短い奥行きを有しています。
腰椎や下腹部の検査であれば、外が見えるほどに頭がMRI装置の外に出ますので、閉所が苦手な方でも安心して検査を受けていただけます。
造影剤などの薬品を使わない検査にも対応します。
ガドリニウム系造影剤を使った造影MRA検査による腎性全身性線維症(NSF)発症の危険性や、鎮痙剤などの使用による副作用が報告されています。
東芝MRIでは、極力薬品などを使わなくても検査ができるように、豊富なアプリケーションをご用意しております。
特に腎機能が低下した方などにおいて安心してMRA検査を受けていただけます。動脈だけでなく、静脈にも威力を発揮します。
80列160スライスCTスキャナ(東芝社製 Aquilion PRIME)
当院のCT装置で最高水準の精密検査を受けていただけます。
瞬時に細かく160断面(スライス)が同時に撮影できる世界最高水準のマルチスライス技術を搭載しており、撮影時間の大幅な短縮が可能です。
胸部疾患や腹部臓器(肝・胆・膵・腎・膀胱・その他)疾患の検査に絶大な効果が得られ、最薄0.5mmスライスの高精度な画像は、検査後の治療計画から治癒まで幅広くお役立て頂けます。
また低被ばく・低侵襲を実現し、安全面にも配慮されたご利用者さまにやさしいCT装置となっております。
RADspeedPro
小児から高齢者まで安心・快適!幅広いニーズに対応するX線装置
医療機器整備の一環として、X線一般撮影システム(島津製作所製RADspeedPro)を設置して診断の向上に努めています。
当システムはX線出力が高く、良好な操作性を実現しています。また超音波距離計を用いた撮影線量の管理ができ、検査によるX線被爆の低減をサポートします。
透視台 FLEXAVISION F3
医療機器整備の一環として、デジタルX線テレビシステム(島津製作所製FLEXAVISION F3)を設置して診断の向上に努めています。
当システムは透視・撮影の両方に対応した半切フィルムサイズの大視野フラットパネルディテクタ(FPD)を搭載しており、検査ごとに最適な高精細画像を提供します。また、着脱式グリッドやパルス透視機能などにより、検査における被曝線量を効率よく低減します。さらに透視台では初めての可搬型FPD搭載により、消化管検査は基より、同じ検査室内で胸部撮影などの単純X線撮影も行えます。
Mammography MAMMOMAT 3000 Nova
乳房専用の特殊なX線装置です。乳房の上下、左右を圧迫して撮影する事で手に触れない段階のがんが発見できます。
1回のマンモグラフィ検査時間は 10~15分、実際にX線を当てるのは数秒です。閉経前の方は、月経直後の乳腺の軟らかい時期に検査を受けたほうが圧迫感は少なくすみます。
検診はできれば視触診と併せて最低2年に1度、できれば1年に1度受けるようにしましょう。
Horizon X線骨密度測定装置
最新のセラミックディテクター&高周波X線管球の採用により体厚のある方の画像もより鮮明に描出します。
(海綿骨構造指標ソフトウェア TBS iNsightで解析しています)