地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟について

地域包括ケア病棟とは、一般病棟での治療を終えた後、自宅や施設への復帰に不安がある方、在宅 療養中の病気・けがで入院が必要とされた方などを対象とし、早期の在宅復帰を目的とした病棟です。
本来は、一般病棟で症状が安定すると、早期に退院をしていただくことになっていますが、「地域包括ケア 病棟」では入院される方の状態に沿って作成した「在宅復帰支援計画」に基づき、主治医・看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカー等が協力し、早期の在宅復帰に向けた支援を行ってまいります。なお、 入院期間は症状によって調整されますが、上限は60日となっています。

地域包括ケア病棟

対象者

「医療や介護が必要となっても、住み慣れた地域で住み続けたい」という方で、

  • 一般病棟での治療を終えられた方のうち、退院後の在宅生活に不安を感じておられる方
  • ご自宅や施設等への退院にむけて準備・リハビリテーションが必要な方
  • ご自宅や施設等での療養中に、急病やけがで入院を必要とする方

レスパイト入院について

レスパイト入院とは、医療管理が必要な方が在宅で療養されており、介護者の事情(冠婚葬祭、家族の旅行や出張、介護者の日々の疲れが限界を超えて介護ができなくなることを予防する場合など)で在宅での介護が一時的に困難になった場合に、短期入院できる仕組みです。

当院では、地域包括ケア病棟に14日以内の短期入院が可能です。
レスパイト入院についての詳細はこちら

入院費用

「地域包括ケア病棟入院料」が適用されます。入院費は1日あたりの定額制となっており、リハビリテーション・投薬・注射・検査・画像診断等のほとんどの費用が含まれていますが、手術・麻酔・人工透析等の費用は、従来通り出来高にて算定されます。なお、食事代・差額ベッド代・おむつ代などは別途料金がかかります。

お問い合わせ

入院の流れ

当院の一般病棟からの入院については、主治医が判断し患者さま・ご家族にご提案します。ご自宅や施設におられる方で入院を希望される場合は、まずはかかりつけ医にご相談ください。

入院の流れ

地域医療連携室」でもご相談を受け付けております。相談費用は無料です。

きめ細かな体制

和幸会グループには、訪問看護や訪問介護、訪問リハビリ等を提供する在宅支援グループや介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム等の入所施設及び医療法42条に基づくメディカルフィットネス施設があり、在宅での生活を多方面からサポートします。