「抑制の必要性」

Gさん 3C病棟勤務

私は、学生の頃から施設でアルバイトをしていました。
認知症の患者さまもたくさんおられましたが、私は抑制が嫌いで、抑制をしないで見守りで対応をしていました。
何とか身体拘束をせずに過ごせるように、色々と考え、工夫してきました。
看護師になって病院で働くようになり、転倒予防、危険行動などの対処で抑制をする場面が多くなりました。

Gさん 3C病棟勤務

車いすで過ごされる方も、転落・転倒防止のためにY字帯ベルトを着用しています。
最初は、見守りを強化すれば抑制しなくても大丈夫だと思っていましたが、日々ケアする中で、それは難しいかもしれないと考えるようになってきました。

Gさん 3C病棟勤務

また、抑制の必要性が話し合われる場でも、「抑制はしない方がいい」という自分の意見を言うことなく、反対にそうだな!と思うようになってきています。
最近、自分の抑制に対するハードルが下がってきてしまっていると感じます。
でも、抑制をしなくても安全に過ごしていただくというこだわりを忘れないで看護をしていきたいと思います。